インバーター発電機を九州宮崎県のお客様にしていて緊急連絡先の携帯電話に電話を頂きました。
学園祭でのライブイベントの電源に使用していたようですが、発電機(ジェネレーター)を順調に使っていてガソリンが無くなったのでガソリンを補給後、エンジンをかけようとしましたが、エンジンが始動しないとのこと、男子学生さんのようでしたがかなり慌てていた様子でした。
通常今まで順調にエンジンが始動していたわけですから当然エンジンは温まっており始動しやすい状況です。これでエンジンがかからない場合は殆ど、ガソリンコックがオフになっている、メインスイッチがオフになっている、エンジンが十分に温まっている状態でチョークを引いてしまっている。このいずれの場合が多いです。
電話でお話を聞いているとやっぱり発電機のチョークを引いてしまっていました。
チョークは発電機のエンジンが温まっていないときに引いて混合気の割合を一時的に高めてエンジンを始動しやすくする装置です。
ですから暖気運転が終わってエンジンが十分に温まっているような状態でチョークを引いて再びエンジンを始動させようとすると、殆どの場合エンジンは始動しません。同梱されている発電機の取扱説明書にも記載しておりますので注意してください。発電機のエンジンが温まっている状態(暖気運転が終わっている状態)でチョークは引いてはいけません。
このエンジンが温まっている状態でチョークを引いてスターターハンドルを何回も引いてしまうと点火プラグが湿ってしまいエンジンがかかりずらくなりますので注意してください
九州宮崎県のお客様の場合は3回くらいスターターハンドルを引いてエンジンが始動しなかったので緊急連絡先にお電話いただいたので。私が電話でアドバイスをしてチョークを戻してもらったら4回くらいでエンジンが始動しました。
チョークを引いて何回かスターターハンドルを引いてしまったので少しプラグが湿ってしまっていたようでしたがエンジンが始動してくれてよかったです。
これで始動しない場合は貸し出しの際に同梱されているプラグレンチでプラグを外してもらい予備の点火プラグに交換してもらいますが、この操作をする前に必ず緊急連絡先にお電話ください。
間違った方法でエンジンを始動させようとすると予備プラグも湿ってしまいエンジンが始動しなくなりますので注意してくださいね。